夏の桜が咲く。


毎日多忙な日々をおくっていると

どうも、日付の感覚がなくなるらしい

気付くともう、年が明けそうだ

一週間の休みをもらった


実家に帰るかな…


荷物を詰めて

地元へ向かう電車に乗った

お母さんには一応メールはいれた

ちゃんと見てるかな?


そう言えば前、

夏来くんと一緒に初詣行ったな…

そんな事を思い出していた。



「ただいまー」

「えっ、梨桜?!
帰ってきたのかい?」

「お母さんにメールいれてたんだよー」

「ほぉ…。まぁ、いい
おかえり」

「うん。」


そう言って、自分の部屋に入った

何だかここにいると

高校時代に戻った気分になる。
< 199 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop