夏の桜が咲く。

まだ残る 絵の具とかの匂い。

何だか落ち着く…


香織達にも帰ってきたと連絡をいれた


こっちには一週間ほど

いるつもりだ。


翌日、香織一家に会いに行った

相変わらず大きな家に住んでいる

「こんにちわ〜」

「梨桜ぉっ!上がって上がって!」

そう言うと手を引っ張って

言う香織。

中に入ると、

「えっとー、この子が雅、虎は
上京した、この子が勇。」

「雅ちゃん久しぶりっ、
覚えてるかな?」

「はい。お久しぶり」

「そっか、
勇くんは何歳なの?」

「11です。」

「皆もう大きいんだねぇ」

そんな話をしていた。

一応お年玉も渡して

香織と二人で話したりして

その日は帰った。



「何だかおいていかれてるかん感
満載だな私。」

香織は結婚したりして

あんなに大きな子供もいる。

私はまだ結婚すらしてないし。

恋人もいない…

本気でお見合い考えないとな

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