夏の桜が咲く。

そんな日が何日か続いたある日から

私に対する嫌がらせが始まった

今まで目立たなかった私が

神田くんなんかのイケメンと

仲がいいのを気に食わない女子達からだ

それでも私は神田くんと一緒に

いたいと思った。

神田くんと一緒にいれなくなるのと

比べたら。

こんなの痛くも痒くもなかった

それに 嫌がらせって言っても

呼び出されて文句を言われる程度

お母さんの事もあったから

このくらいの事は 平気だった

いつの間にか私は少し

強くなれたんじゃないかな

何て思っていたくらいだから
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