人はそれを『地球』と呼ぶんだ

ああ 僕はこんなにたくさんのものに守られて

生かされているんだな

自然と涙が頬を伝う

そうして地に落ちた涙の一粒さえ

繋がっては還ってゆく

「パパ、どうして泣いているの?」

「うふふ、パパはね、海が大好きなの」

答えられない僕の代わりに

娘の質問に答えてくれた君

いつも僕と娘の事を

愛おしく想ってくれる君

傍にいてくれて ありがとう

何だか勇気が湧いてきた

明日からまた一歩を踏み出そう

ここから繋がる未来の為に

この広い地球で

ちっぽけな僕にしか出来ない事を

精一杯やりたい



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