イジワル王子と屋根の下
「い、いってらっしゃい…」
「……」
そして無言でバァンッとドアの音を響かせ出て行った。
「……」
な…なっ…
何今の!!感じ悪!!!昨日はあんなにいい感じだったくせにさ!!!
『気に入られてる証拠』
「……」
課長さんはああ言ってたし
『それとこれは別だろうが』
昨日の瞬を見ていたら、少し期待しちゃったけど…
(嘘だ。嘘。絶対嘘だありえない)
「…はぁ、」
私も早く支度して仕事行こう…。