『あなたが大好きです』
昼休み

あたしは良夜と一緒にお弁当を食べている

『ねぇ』

「ん?」

『良夜はいつも授業サボってるけど、大丈夫なの?』

「何が?」

『だから…期末考査だよ!』

「そんなの余裕」

『え?なんで?』

「お前知らねぇの?」

『?』

知らないって何を?

「言っとくけど、新入生テスト俺学年1位だから」

『!!?』

「なんでそんなに驚くんだよ」

『だ、だっていかにも勉強してなさそうなのに…!』

「 1週間前からで十分」

『…』


やらなくてもできるタイプの人なのか…

いいなー…

「お前こそ大丈夫なわけ?」

『うっ』

それ…聞いちゃう?

「その様子からだと大丈夫じゃないみたいだな」

『その通りです………』

はぁとため息をつく良夜


すると


「しょうがねぇから俺が勉強教えてやるよ」

『え!本当?』

「ただし、条件がある」

条件?

『何?』

「それは終わってからのお楽しみ♪」

『……』
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