『あなたが大好きです』
キーンコーンカーンコーン~♪

「あ、菜月昼休みだよ♪」

『うん!じゃ行ってくるね♪』

「はいはーい」

あたしは向かった

大好きな人の元へ

「あ、菜月」

『お待たせ♪』

「今日のおかず何?」

『えっとねー』

あたしは初めて良夜にお弁当を作った日から毎日良夜の分も作っている

なんか、新婚さんみたいで嬉しいんだ♪

「いただきます」

『どーぞ!』

「旨い」

『よかった……』

「なぁ、菜月……」

『ん?』

「なんか、俺に隠してねえか?」

『え?』

「最近お前ちょっと変だぞ。ちゃんと眠れてなさそうだし」

……バレてたんだ…

さすが良夜だね……

『実はね……』

あたしは全部話した

光輝と華奈の事を

「そんなことがあったのか……」

『うん……』

「辛かったら一人で抱え込まなくていい。俺に言え。」


良夜……

いつも…いつも良夜は

優しいね……

『良夜…』

「ん?」

『ありがとう』

「当然」

『え?』

「それくらいの事俺が出来なかったら、菜月の彼氏になった意味がない」

『ホントに良夜って……』





優しいね











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