『あなたが大好きです』
チュンチュン


「あっ……」


あのまま……寝たのか…


「よし…決めた」


俺はリビングに向かった


すると


「良夜……おはよう」

「母さん…昨日は……悪かった」

「!!!」

「母さんが悪くないってのは分かってたんだ。でも…母さんにあたるしか俺には無かったんだ…」

「良夜……お母さんの方こそごめんなさい……」

「……」

「いつか話そうとは思ってたんだけど、もっと早くに話してあげれば……」


そう言うと


泣き崩れた母さん


「母さん」

「な…に?」

「俺、高校決めたんだ」

「何言ってるの?良夜まだ中1でしょ?」

「そんなの関係ない」

「?」

「俺…〇〇高校に行くよ」

「〇〇高校って……ここから通える距離じゃないじゃない!!」

「だから俺は家を出る」

「!!!」

「そういうことだから」




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