『あなたが大好きです』
「いらっしゃいませ~!ご指名は誰ですか?」

「菜月ちゃんで!」


あぁ……まただ…


まだ文化祭が始まって1時間ぐらいしかたってないのに…


指名されたの何回目?


しかもこんなに可愛いドレス……


あたしには……似合わない


でも文化祭でも仕事は仕事。


ちゃんとやらなくちゃ!!


『いらっしゃいませ!こちらにどうぞ』

「はい///」


なんで皆あたしばっかり指名するんだろう?


もっと可愛い子たくさんいるのに……


『何飲みますかー?』

「じゃあ、コーラで」

『コーラ一つ下さーい』

「はーい!」


あたし達はまだ高校生だから当然お酒は飲めない


だから代わりにジュースにした


「菜月ちゃん!また指名きたよ!」

『西山君……』


西山君はスーツをビシッと着こなしていた


髪はワックスで整えられていて……


相変わらずイケメンだなぁ……


そんなことを考えていると


「ほら!お客様が待ってるから!」

『あ!そうだった!』

「じゃ、頑張って!」

『うん……』


あたしは指名された人のところに行った


すると……




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