『あなたが大好きです』
あたしは固まってしまった


だってそこにいたのは……


「菜月…」


あたしの愛しくてしょうがない人だったから


『良夜……』


すると


「すいません」


良夜が近くの店員を呼んだ


『?』

「何ですか…って神谷君!!」


店員の女の子は顔を真っ赤にして驚いている


良夜イケメンだからなー


真っ赤になっちゃうよねーってそうじゃなかった!!


何言うんだろう?


「菜月…借りてもいいかな?」

「へ?」

「ダメ?」

「いいです!!全然いいです!」

「ありがとう」

「い、いえ…///」


ちょっと!顔赤くしてる場合じゃ無いって!!


助けを求める為にせれなを見た…が


口パクで何かを話している


<が・ん・ば・れ>


おい!!引き留めてよ!!!


西山君まで手ふってるし…


「じゃ、行くか」

『え?ちょっと!!』


あたしは良夜に手を握られた


ドキッ


あぁ…ダメだ……


良夜のペースにはめられた……


そしてつれてこられたのはやっぱり……


屋上




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