きみだけが好き。
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「あ、見て見て~っ この魚、小っちゃいねーーっ!」
「ホントだ。 ……」
今私たちが来ているのは4階。
ここは水槽が主にたくさんあるみたい。
歩きながら、チラッと右上を向いた瞬間…。
八代くんも、私を見てたみたいで、お互い見つめあってしまった。
そして自然に止まって……。
八代くんの瞳に……吸い込まれそう…。
トクトク……
心臓が、心地いいリズムを保っている。
「………花帆って呼びたい」
…え……っっ??