きみだけが好き。




「…なに?」



 俺に、なんの用があんのかな?





「…ちょ、ちょっとついてきてくださいっ」




 …?



 そして、そのまま中庭に連れてこられた。






「╼╼…あたしっ 蒼介くんのことがす、好きなんです。   だからっ  そのっ


 付き合ってくださいっ!」





 あー……



 ついて来なきゃよかった…。



 って、思った。




「うん、ありがとう。 でも、キミとは付き合えない」




 何も、知らないし…。



 恋、とか興味ない。



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