先生、もう一度好きになっていいですか。
「あ、今日、よかったら淳の車で

 帰る?私、たのんどくよ!!」

なんていい子なんだろう・・・

じゃなくて別にいいのに。

私は先生を忘れなきゃダメなんだ。

「お願いします・・・。」

理子に無理やり連れてこられ・・・。

「・・・おう!のってけ~!」

・・・先生もきっと辛いはず。

ごめんなさい。

「そういえば、淳と鈴香、なんで

 知り合いなの??」

「あ、前の学校で社会担当してて・・・」

『元カレ』。

その言葉が出かけてしまった。

すると、先生は笑顔を崩さず、答えた。

その瞬間、首元のネックレスが光った。

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