先生、もう一度好きになっていいですか。
第二章 苦恋
メールが出来ずに土日が過ぎ、月曜日。

・・・メールできなかったよ・・・。

「おはよ~鈴香・・・え!?どうした!?」

「おはよ~理子ちゃん・・・」

朝、鏡でみて、自分に驚いた。

・・・くまがすごい。

「なんで!?」

「いや~なんでもないよ~」

先生が期待させるから。

・・・そんなことも言えずに適当に

ごまかす。

「今日さ、淳休みだってさ。」

「なんで!?」

「んーわかんない。具合悪そうには

 みえなかったけれど・・・。」

私のせいかも・・・。
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