先生、もう一度好きになっていいですか。
時間も遅いのか結構暗かった。

早く帰んなきゃ。

携帯で親に連絡しようと思い携帯を

開くと充電0。

「あー、最悪だ。」

ゆっくり歩く。

・・・どこかにつかないかな。

転校したばかりだから道がわからない。

すると、後ろで足音が聞こえた。

・・・怖い。殺されたらどうしよう。

ストーカーだったらどうしよう。

心配になり足がガクガク震える。

手を強く握り唇をかんだ。

「・・・鈴香!!」

「・・・先生・・・」

泣いていたのがわかるくらい

あたしも目がはれていたのだろう。

「泣かせてごめんな・・・」

すると、先生はあたしを抱きしめた。
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