先生、もう一度好きになっていいですか。
そっから先生はあたしに話しかけて

こなくなった。

・・・ある女の子といるところを

前みたけれど知らない子だった。

だから、知らないフリをしていた。

妹かもしれないし。

・・・これくらい・・・。

「鈴香、大好きだよ」

昼ごはんの時間になり、玲央くんがいう。

こんなことを普通に言うような人。

・・・あたしは・・・。

「・・・うん。あたしも。」

偽りの恋。

「・・・ってか鈴香って理子と仲いいよね」

「あ、仲いいよ!!」

すると少し考え込む動作をした。

「理子さ、あの~名前なんだっけ。

 ・・・えーっと・・・あ!

 登校拒否の山野蘭ってやつ!!
 
 
 そいつのこと裏切ったんだよ!!」
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