先生、もう一度好きになっていいですか。
・・・なんでこの子が。

「違うy・・・」

「嘘つかなくてもいいの。隠さないで。」

さっきまでの可愛い喋り方とは

全く違う凛々しい喋り方。

「・・・付き合ってなんか・・・」

「嘘つくんじゃねぇよ。」

・・・やっぱりそうかもしれない。

・・・いい子なんかじゃない。

そのとき、山野さんの先生の呼び方に

きがついた。・・・淳?

そのときふと思い出した。

・・・先生と同じネックレス。

「先生の部屋で全部、プリクラとかも

 みたんだからね。先生のこと

 おっかけて転校してくるとか

 まじありえないから。」

「そんなことなi・・・」

理子は裏切ったんじゃない。

この子、絶対、なにかしくんだ・・・!
< 42 / 93 >

この作品をシェア

pagetop