先生、もう一度好きになっていいですか。
第六章 告白
「・・・え?」

「あたし、淳と付き合ってたんだ。」

すると、理子は泣いてしまった。

「な、なんでないt・・・」

「気づいてあげなくてごめん・・・!!」

「え?」

ティッシュをあげて鼻をかませた。

今日の理子はよくなくなぁ・・・。


「気づいてたらこの情報いってた

 のに・・・教えてあげてt・・・」

「情報って?」

すると、少し時間を置いて口を

開いた。

「蘭とさ淳が・・・」

「あ、知ってる、それ。

 同じネックレスしてた。」

やっぱり付き合ってるんだ。

でも、どうしてだろう。

悲しいはずなのに涙がでない。

・・・苦しい。

「あたし、止めたかったけれど

 止めれなかった。ごめん・・・」

と深々と頭を下げた。

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