先生、もう一度好きになっていいですか。
「大丈夫だよ!理子は悪くなi・・・」

「あたしさ、鈴香のこと応援してるから!」

すると、理子は帰りのしたくをして

階段をおりた。

「今日は気をつけて帰ってね。

 途中まで送るけれども。」

すると、「ありがとう」といい、

靴をはいた。・・・理子も辛いだろうな。

その辛さがわたしにもわけらされば

いいのに・・・。

そして、外を出るともう、結構暗かった。

「あーあ…、あたしも頑張って諦めなきゃ」

「ん?どうしたの?」

すると、理子はにごしたように

「なんでもない」

といい、帰って行った。

…はっきり聞こえた。

諦めなきゃって。…翔哉を…?

「鈴香ってさ。あたしを

裏切ったりしないよね?」

「あ、しないよ…?」

すると、満面の笑みで「ありがとう」と

いった。…翔哉と付き合うなってこと?

いやいや、付き合う気はないけれども。

…翔哉の本当の好きな人を理子は知って…

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