先生、もう一度好きになっていいですか。
「だめえええええええええええ!!」

男子の携帯をとってしまった。

「おい、なんだよ」

「これは何かの勘違いで…。

 お願いですから消して下さい」

山野さんをかばってるんじゃない。

…先生の立場がやばくなる。

「なんだよ、きしょくわりぃな。」

「でも、こいつ可愛いじゃん、気に

 入ったし。」

と顎をくいっとあげられた。

少し怖くて下を向く。

「消してやるからさー…」

そういわれた瞬間眠気が起き、

爆睡してしまった。


「…んっ…、ここどこ?」

「ここは俺の部屋。」

さっきの屋上の…。

「可愛いから気に行ったからさ。

 部屋につれてきた。」

「…帰ります…」

すると、抱きしめられて首筋に

キスをされた。
< 58 / 93 >

この作品をシェア

pagetop