先生、もう一度好きになっていいですか。
 結婚するつもり?

 なら、俺は安定した将来を保証出来な

 いから無理だし…付き合ったって

 お前の進路を侵害しちゃうし。

 …ダメだ。」

そうだ。…先生じゃないんだった。

「どうしたら俺のこと嫌いになる…?」

「何されても無理…それは。」

すると、先生は真顔であたしに近づいて

キスをしてきた。

一瞬喜んだ。…だけども。

「俺が嫌われるためにここでお前を

 乱暴に、抱いたとしても?」

「…え?」

喜んでたのが一転…。

恐怖に一気に包まれた。

「愛のかけらも全くない、ただただ

 お前を抱いたとしても??」

「それは…」

といってあたしは黙り込んだ。

先生がこんなこと言うと思ってなかった。

…どうしよう…。
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