先生、もう一度好きになっていいですか。
「どうなんだよ。」

「嫌いに…ならないよ。

 先生と…離れたくないもん…!!」

すると、先生の表情が一瞬、悲しみに

包まれた感じになった。…が、

一気にまた怖い顔に戻り…。

肩を押され押し倒された。

…顔が近くて少し恥ずかしかった。

…なんて考えてもすぐ恐怖に戻された。

…なんで…あたしから離れようとするの?

そう考えた時にはあたしは、

一生懸命、涙を堪えて先生に

ふれることのできない…愛の無い行動を…

されるがままだった。



気がつくとそこは先生の部屋だった。

服はきらさっていた。

…先生がきせてくれたのかな。

でも、昨日のことを思い出そうとするだけで

あたまが痛くなっていた。
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