相澤くんとの49日

2日目:恋の応援することになりました



―――…



パチリ




私は、自分の部屋で目を覚ました。




そうか、あの出来事は、夢だったのか…




なんて、思ったのもつかの間、ベッドの隣に違和感を感じてそこに視線を向け、私は苦笑いを浮かべる。




…夢じゃないのね




そこにはまぎれもなく相澤くんの姿があった。




…幽霊も寝るのか?




スヤスヤと気持ち良さそうに寝ている相澤くんに私は、軽く肩を落とした。




にしても、さすがに幽霊とはいえ、男の子と一緒に寝るのはちょっと…





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