相澤くんとの４９日

「…けど、なんでだろうな?その時、思ったんだよ、もしかして、話してる相手、お前なんじゃないかってな。そしたら、見えたんだよ…翔真のこと、オレ、幽霊とか信用してなかったから最初結構ショックうけたんだぜ」




そう言いながらも、長谷部くんは、嬉しそうに微笑んだ。




「…誠」




「まぁ、お前にまた会えて嬉しかったのは、本当だしな」




照れ臭そうに笑う長谷部くんに、私も思わず、笑みを浮かべる。