相澤くんとの49日


だからって、私だけ仲間外れにするのは、納得いかない。




『…どっか出掛けようかな?』




どうせ、家にいたってやることなんかなにもないしね。




そう思ってた時だった。




『詩音!ちょっとお願いがあるんだけどー』



キッチンのほうからお母さんが叫ぶ声が聞こえてきたのは…





何事かと思い、リビングに入る私。




『どうしたの?』



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