Summer memories
大輔のボールを投げる手が止まった。
「ごめん。こんなこと聞いて。」
俺は謝った。
「別に。もう好きじゃねーよ。」
大輔は言った。
「ほんとか?」
「なんだよ、疑ってんのかよ(笑)」
「いや、そういう訳じゃ………。」
「大丈夫。好きじゃねーから。」
「………そっか。」
実は大輔は俺よりずっと前から志衣のことが好きだった。
見てれば分かるよ。
大輔分かりやすいからね。
地面に座り込んでた大輔は立ち上がった。
「やっぱ俺、帰るわ。」
「えっ!?志衣待つんじゃなかったのかよ。」
「だって、俺がいたら邪魔だろ?」
大輔………?
「なに言ってんだよ。ずっと3人でいたじゃねーかよ!!」
「恭介。」
大輔はくるりとこちらに顔を向け、
「俺、お前らのこと、応援してるから。」
大輔は、ニカッと笑った。
えくぼが見えた。
でも、
どことなく悲しい顔をしてた。
「じゃあなっ。」
大輔は、坂を下りていった。
「大輔……………。ごめん。」
「ごめん。こんなこと聞いて。」
俺は謝った。
「別に。もう好きじゃねーよ。」
大輔は言った。
「ほんとか?」
「なんだよ、疑ってんのかよ(笑)」
「いや、そういう訳じゃ………。」
「大丈夫。好きじゃねーから。」
「………そっか。」
実は大輔は俺よりずっと前から志衣のことが好きだった。
見てれば分かるよ。
大輔分かりやすいからね。
地面に座り込んでた大輔は立ち上がった。
「やっぱ俺、帰るわ。」
「えっ!?志衣待つんじゃなかったのかよ。」
「だって、俺がいたら邪魔だろ?」
大輔………?
「なに言ってんだよ。ずっと3人でいたじゃねーかよ!!」
「恭介。」
大輔はくるりとこちらに顔を向け、
「俺、お前らのこと、応援してるから。」
大輔は、ニカッと笑った。
えくぼが見えた。
でも、
どことなく悲しい顔をしてた。
「じゃあなっ。」
大輔は、坂を下りていった。
「大輔……………。ごめん。」