Summer memories
家を出て、


家の横の階段を下りると、


そのまま浜辺に着く。



「志衣ー!!」


大輔はこちらに手を振っている。



「大輔、今日なんか、早くない!?」



「だって、明日から夏休みだぜ?
最後の学校くらい、気合い入れてかねーと。」



「何それww」



でも、大輔もあたしと考えること一緒なんだ。



大輔は、浜辺に座った。



あたしも座った。



「恭介おせーな。」



確かに。


「いつも、あたし達より早く来るか、隠れてるかだもんね。」



「今日も隠れてんじゃね?」



あたし達は辺りを見渡した。



「いなさそうだね。」


「ああ。みたいだな。」



すると、



♪♪♪♪


「「!?」」


あたしと、大輔のケータイが同時に鳴りだした。


「へぇ、大輔、着信音AKBなんだぁ……。」



「うっ、うるせーーっ!」



そして、ケータイを見ると、



メール受信boxに1件ありと書いてある。


あたしは、そこをタッチすると、



送信者の所に恭介という文字が。







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