Summer memories
「で、なんで浜辺なんかにいんの?恭介。」



「分からない。とりあえず行ってみたら?」



「行くか。志衣。」


「待って。」


「え?」


「今日の京兄なんかおかしい。」


京兄はギクッという顔をした。


「どういうことだよ。志衣。」


「だって、いつもだったら、もっとテンション高いはずだもん!!」


おかしい。



さっきから、



嫌な胸騒ぎがする。



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