Summer memories

思い出

恭介の大事な話から三日が経った。


あたしの涙は止まることを知らない。


あれから三日間、


自分の部屋でずぅーっと泣いてた。



お母さんもお父さんも心配してた。



でも、気を使ってくれて、



ご飯はあたしの部屋の前においてくれてた。



で、あたしが食べ終わるとちゃんと、片付けてくれてた。




そして、四日目の朝。



ケータイのメールの着信音で目が覚めた。




こんな、朝早くに………。



部屋の目覚まし時計は午前五時を指していた。



あたしは、スマホをタッチすると、



「大輔からだ……。」






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