Summer memories
朝日に照らされた海がキラキラと輝いて見える。


これ、夢じゃないよね?


こんな日が来るなんて……。



あたしの頬に涙がつたった。


「えっ?志衣?なんで泣くん?
もしかして、そんなに嫌やった!?」

恭介は心配そうに伺う。


そんな訳ないじゃん。


「逆だよ。嬉しくて泣いてんの!」


「え……マジで?」

恭介の顔が赤くなった。


「こちらこそつきあってください。」







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