いちご

こんな感じで私と佐武くんは付き合うことになった。
始まりはこんな感じだけどしだいに2人とも仲良くなって、2人で一緒に帰ることが多くなった。そんなある日、私はずっと気になっていたことを聞いてみた。

「ねぇ、優希くん」

「なに？」

「優希くんは、私の イチゴの王子様 なの？」

「うん、そうなんじゃねーの？」

(…？)

この時、優希くんの素っ気ない態度が少し気になったけど、優希くんがそうって言ってるからそうなんだと信じた。

「！ やっぱり!!運命の再会だねっ⁉
また、昔みたいに優くんってよんでいいかな？」

「あぁ。いいよ。 てか、俺今日このあと用事あるからやっぱ先帰るわ」

「…うんっ！分かった。
また明日ね‼」

「ん。」