王子様の恋物語
婚約者

シーブルー国のお城
その一室で、俺は次期王に相応しい男になるために日々勉強を重ねていた

だから今日も俺は机に向かい、シーブルー国の歴史について勉強をしていた

すると、自室の扉が叩かれる

コンコン…


「レイ様…国王様がお呼びです」


"レイ"とは俺のこと
俺を国王…お父様が呼んでいるらしい


「いま、行きます」


扉の向こうにいるであろう使用人に返事を返した



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