王子様の恋物語
「ん…」
「!!」
唇を離した瞬間リィが動いた
が、すぐにすぅすぅと寝息が聞こえてきた
び、びっくりした…
「…無防備わがまま姫…」
幸せそうに眠るリィを見ながら、憎まれ口をたたく
でも…そんなお前が…
「…好きだよ、リィ」
眠ってるリィにそっと呟く
ねぇ、わかってんの?
どんなわがままも、お前だから許してるんだよ?
お前は俺の特別だから…
俺の大切な人だから…
お前は俺の気持ちにいつ気付く?