王子様の恋物語

「あ、あの…アイス屋さんあります」


先程の子供が言う
そして、小声で続ける


「でも、お姫様が食べるようなアイスじゃ無いです…」


その発言にリィは首を傾げた


「そこのアイス…美味しい?」

「あ、はい!一応、街一番のアイス屋さんです」

「じゃ、気にしない。私も食べたい!」


キラッキラの目が訴える
"アイスを食べたい"というリィの欲望


「じゃ、行くか」

「うんっ!」








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