王子様の恋物語
「レイ、ココ、なんなの?」
「ん?俺の秘密基地。俺のじーさん。前国王が作ってくれた。ちなみに、父様すら知らない場所」
短い下り階段を降りると、再び扉が現れる
その扉を開けると…
「うわぁ、スゴい!」
リィが驚いた扉の向こうには…
広い部屋が広がっている
ソファや、テーブル…など生活用品
あと、電気だけは通っているので
冷蔵庫なんかも備わっている
「ここでなら、ソイツ飼えるだろ?」
っと、指差すさっきの鳥
「うん!ありがとうレイ!」
笑顔でお礼を言って、さっそく鳥かごをセッティングしている
…誰にも教えるつもり無かった秘密基地
でも、教えてしまった
本当、俺…リィに弱すぎる…