王子様の恋物語

「リィちゃん…みーつけた!」

「ひゃっ!」


いつの間にか背後にまわっていたホップ王子に、抱きつかれる


「こんな所に隠れて、僕を試してるの?大丈夫だよ?すぐに見つけてあげるからさ」


耳元で囁かれる声にゾクッとする


「は、離してっ!」

「だーめ。さ、部屋に戻ろうね?」

「きゃっ!」


軽く抱き上げられ、抵抗する間もなく私の部屋に連れ戻された


「さ、リィ。二人の甘ーい時間を…楽しもうか?」


ホップ王子の目の色が変わる
嫌だ…怖い…



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