王子様の恋物語
会場を抜けてたどり着いたのは秘密基地
そーいえば、今日は一度もオーちゃんに構ってないな…
そんな事を思いながら扉を開けた
「…ぁ」
入って驚く
オーちゃんの餌入れに鳥用のビスケットが入っていた
俺はあげてない…ってことは
「リィ…来たのか」
そっか…来たんだ…
でも、すれ違ってしまった
「はぁ…」
今日、何度目か分からないため息を吐きながらソファーに座った
「オーちゃん、美味しいか?リィから貰ったビスケット」
「クゥ!」