王子様の恋物語

すると、もう一度…


「レ…イ…が……き…!」


声のした方に目を向ける

…オーちゃん?


「レイ…がッ…きッ…クゥ…」


羽をバタバタさせて、必死に喋ろうとするオーちゃん


「だ、れ…い…が……きッ!」


もともと、伝言が苦手なオーちゃんが必死に何かを言おうとしてる

コレは…
もしかしてリィからのメッセージ?


「オーちゃん、落ち着いて?…一文字づつでいい。ゆっくり、教えて?」

「クゥ!」



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