めろめろ、きゅん



しかし科学室に入れば、何故か、大量のワサビと大量の寿司が待ち構えていた。


萌達の嫌いな鼻を突く臭い。科学室に充満する『ツーン』とした臭いに一同は顔を顰める。


そしてその中央に見慣れた男女が居た。


彼は萌達と同学年。彼女は彼の後輩。男女は、この臭いの根元ともなる生徒達だった。

< 54 / 84 >

この作品をシェア

pagetop