めろめろ、きゅん
「追え!胡椒君!キムチの臭いで失神させた後ここに連れて来るのだ!とくとワサビを堪能させてやる!そして我が“山葵同好会”へ引き摺り込んでやる!」
「了解しました唐辛子先輩。報酬はワサビ一年分でお願いします。」
長い黒髪を靡かせて逃げ惑う萌達を追いかけた胡椒さん。もちろん手にはキムチを常備。
ワサビ一年分を妄想している胡椒さんはマッハのスピード。真白で言うマシュマロ一年分と同じだ。――――こうして魔の鬼ごっこが開始された。
放課後は、同好会同士の死闘です。