めろめろ、きゅん



「今日をもって“甘味研究同好会”は解散します!」



このとき南瓜先生は、もう彼等の顧問でなくなることにちょっぴり寂しくなった。


意外としんみりしてしまった事に南瓜先生はフッと微笑する。明日からはまた平穏な日が戻るのか、と。


あれほど解散して欲しいと願っていた“甘味研究同好会”。しかしいざ無くなると寂しさに包まれる。胸にポッカリ、穴が空いた気分だった。
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