放課後学校
アタシの名前は麻生 美和子。

今部屋で少女残虐事件のニュースを見ている。

「うわっグロい。体の内部えぐられたの?」

清藤学校ー


ウチが通ってる学校じゃん。

どおりで集団登校があると思った。

「美和子ーそろそろ
遅刻するんじゃない?」

「はーい。」

食パンを素早く食べて家を出る。


ガチヤ

「お、美和子偶然だな。一緒に行こうぜ。」

「うん。鷹斗。」

この男子は藤沢 鷹斗
おさななじみで家も
お互い一軒家でお隣さん。

小さい頃から一緒で
男子といえば鷹斗って感じ…

まぁ恋愛感情はこれっぽっちもナイケド。

「美和子。朝のニュース見たか?」


「見た見た。少女残虐事件でしょ?ウチの学校だよねー!」

「マジ怖いし。あと、警備員が同じ体験したらしくて助かったんだけど 殺される寸前で 人じゃなくて幽霊に近いらしいよ!」


「えー!?嘘だぁ!」
アタシは人からみれば肝が座ってるように見られるケド

その逆


オカルトや幽霊物は 全て苦手。

一回友達にオカルト遊びに誘われたけど 全てスルー。

あ…もちろんくだらないからって理由にしてあるけど。
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