のっくあんのっく☆!
変態 が あらわれた !
「やあやあやあやあ!こんにちは☆
突然だけど、か…じゃない、僕といっしょに話さない?」
突如として現れたテンションの高い奴。
一人称は僕。
格好は20才くらいの男なんだけど、
髪色は茶色。そしてくっそながい。
帽子のつばのせいで目が見えない。
内股。女の子みたい。
……あー、変質者?変態?
「…この近くに警察署ないかな、一佳」
「マッ○ファンで調べるね」
「ちょっとまってまってまって!警察はやめよう?ね、話聞いて?」
「……なんですか」
先に口を開いたのはあたし。
馬鹿でもこんくらいはできる。
突如現れたテンションの高い変態は
なんだかホッとした様子。
「あ、あの、実はね…か…じゃないや
僕ね、」
いきなり変態は神妙な顔つきになった。
「…僕ね、
魔法が使えちゃうの!」