*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
……頑張れば叶うかもしれない…か。

だけど空に嫌われる方が嫌。

…僕はどうすればいいんだろう。

いっそのこと空が女の子だったらそんなに考えなくてもすむのに…。

そう思いながらぷにぷにと空のほっぺたをつつく。

ぷにぷにしてる…。

初めは間者かと思って警戒してたけど一緒に暮らしてればそんな子じゃないって分かった。

感情がすぐ表にでて、

拗ねてる時とか悲しい時とかは唇をキュッとかみしめてる。

ぎゃくに嬉しいときはすっごい笑顔。

そんな空に惹かれたんだ。きっと、

池田屋…行きたかった。

一緒に戦いたかったなぁ。

僕が…風邪になんてならなかったら行けたし…なにより空を傷付けることなんてなかった。

「…空、ごめんね」

そう言って空の頭を撫でた。
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