*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「あ、空起きた?」

そう言って空の方を見る。

「…んー…」

空は目をこすりながら起き上がっていた。

「お腹すいた…」

そしてそうつぶやく。

「あ、お粥ありますよ。食べます?」

だからそう言ったら首をふるふると横にふった。

「食べさせて。」

そして一言そう言った。

「え?…え?」

軽くパニックになる。

「あーんして食べさせて。
じゃなきゃ空食べない。」

熱があるからか甘えん坊になってる…。

「はぁ…分かりましたから…」

そう言うとパッと笑顔になってこちらを向いた。

お粥をすくう。

「はい、あーんして。」

そう言うと空は素直に口を大きく開けた。

うぅ…恥ずかしい。

だけど空が可愛いからまあいいとしよう。

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