*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「多少時間はかかるが、調べるのが一番手っ取り早い。
ガキのことが誰かわかるまで楽しい監禁だ」

か、監禁?!

「楽しくない!!!!!」

「まぁ・・・・・記憶がないのは信じてやってもいいが・・・」

その言葉に土方さんの機嫌を取ろうとする・・・・・・・

「・・・ほんと?!今あたし鬼さんが仏さんに見えるよ!」

が、

「・・・仮にも記憶をなくしている奴がそんな態度をとるとは到底考えられんのでな」

と笑いながら返された。

・・・・くそぉ!ぬか喜びさせやがって!!!

確かにさ・・・・記憶なくしてるっていうのになんでこんなに態度でかいんだろう?

「うーん・・・・」

考えても考えても答えは出ない。

「とにかく・・・・総司、よろしくな」

「は?なんで僕が?嫌ですよ。」

「総司、副長命令だ。」

「最悪です。」

「お前しか頼れねえんだ。」

「嘘ですよね」

「…本音を言うと、部屋がねえんだ。
ってことで、よろしくな☆」

土方さんは無駄にさわやかな笑みを浮かべてこの部屋を去って行った。

そのあと、

「僕の視界に映らないでくださいね。
話しかけられても無視します。
ここは僕の部屋なんですから。」

と、沖田さんから今まで以上に酷いお言葉を頂戴しました。
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