*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
…誰と寝よう。

まずはそれを決めなきゃ駄目だよね…。

「まず近藤さんと永倉さんには潰されますし、山崎さんは却下。
山南さんは…恐いですし、
原田さんと一緒に寝たら余計怪談思い出しちゃうし……土方さんは絶対嫌でしょ?
だったら…斎藤さんか平助…だよね。」

「僕はどっちでもいいよ♪」

「俺も別に構わない。」

……あたしが選ぶの?

なんかえこひいきしてるみたいでやだな…。

そう思っているとープツンと何かがきれた音がした。

…なんの音?

そう思いおとがした方向を向くと、真っ赤な顔で土方さんがこちらを見ていた。

あれ?なんか嫌な予感★

「おいクソガキ…てめえ今なんて言った?俺と寝るのは絶対嫌って言ってねえよな?
俺はなあ女を断ることはあっても女にに断られたことは一回もねえんだ。
意味が分かるか?」

…イミガワカリマセン

「…あたしに…どうしろと…」

「始めて断られる相手がてめえなんかにしたくねえってことだ。」

…つまり…

「土方さんと一緒に寝ろと…?」

「…まぁそういうことだ。」

ー……殺られる。

確実にそう思った。
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