*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
だけど、

「うるさいですよ、睡眠妨害しないで下さい。貴重な睡眠時間が削られます。」

…と隣で寝ている山南さんに笑顔で言われたから…

「「すみませんでした。」」

との一言で片付いた。

…恐るべし、山南さん。

笑顔で言うから逆に恐いんだよね…。


ーーーーーーーーーー



「…寝れない…」

おかしいなぁ……。

いつもならすっと2.3分もかからないうちに寝れるのに……。

なんでだろ…。

「………沖田さん……」

なぜか咄嗟に沖田さんの顔が浮かんだ。

言葉に出したら無償にさみしくなって、会いたくてたまらなくなった。

まだ1日なのになぁ………。

はぁ……。

「スースー」

と、いうか部屋で気持ち良さそうに寝ているような寝息がまた羨ましい。

…寝たいのに。

真っ暗な闇の中、そんなことを考えたくなくて部屋を出た。

今日は綺麗な満月だ。
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