*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「…っきたさん……」

10月も下旬にさしかかった晩のこと、沖田さんが隊士を連れて屯所に帰ってきた。

「空…ただいま」

そう言ってふわっと笑う沖田さんを見るのはとても久しぶりで、思わずなきそうになる。

「おかえりなさい…」

「…それ、なんですか?」

沖田さんがそう言って見つめている先にはあきがいて、あきも沖田さんを不思議そうに見つめている

「…あきくんです♪
朝起きたらいたので、飼うことにしたんですよ♪」

「そうなんですか!
抱かせてもらってもいいですか?」

「あ、もちろんです」

沖田さんに抱かれているあきはご機嫌そうでゴロゴロと喉を鳴らしている。

動物好きなのかなぁ?

沖田さんの笑顔を見ながらそう思ってた。

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