*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「いやー、すまんなぁ空!
驚かせてしまって!」

目の前にいるのは豪快に笑っている永倉さん。

「いやー、山崎さんすみませんでした。お手数かけて、でもまぁあいつの驚いた顔みたらスッキリしましたよー!」

…どうやら永倉さんは友達に付き合っている人がいるって嘘ついてたみたいで、ある日突然見せてくれ!と友達が言い出してどうしようかと途方にくれてたら、山崎さんが助けてくれたらしい。

「どや?いいやつやろ?わいは」

………殴り飛ばしたい。

嘘ついてた永倉さんが悪いんだけど、山崎さんが綺麗すぎて…

「山崎さん、一発殴っていいですか?」

女としてのプライドが許さない。

「なっ、やめてや!
それよりなんで永倉さんの部屋なんてきたんや?」

…ん?

あたし何かを忘れているような…。。

ーーーーーーー!

「雪だるまの呪い!」

そうだ!雪だるまをくっつけなきゃいけないんだ!

「…永倉さん?ついてきてください♪」

「…そ、ら?その笑顔…怖いよ?」

そう言って嘆いている永倉さんを強制的に雪だるまさんの場所へ連れていった。
< 198 / 392 >

この作品をシェア

pagetop